ノーセットアップでダーツを投げる練習

お疲れ様です。

今回はノーセットアップ投法に関して書かせて頂こうと思います。

ノーセットアップとは

通常、ダーツを投げる時は、

 

1.ダーツをかまえる

2.テイクバック

3.スロー

 

というこの3ステップでダーツを投げるんですけど、

ノーセットアップは、

 

1.ダーツ持つ~テイクバック

2.スロー

 

この2ステップで行います。

そのため、1ラウンドあたりの時間がとても速いです。

 

日本の選手だとあまりノーセットアップで投げる選手は少なく、

海外の選手のほうがノーセットアップで投げる選手が多いです。

日本の選手でいうと、

少し前にパーフェクトで準優勝した

阿部悠太郎選手がノーセットアップで投げています。

動画を見る限り、

ダーツを投げる時に全然力んでないですね。

ダーツを投げるときも、「ふわぁ」って感じで投げています。

 

この動画を見る限り、

腕を前に出したところでもうグリップを決めているような感じですね。

ノーセットアップを始めたきっかけ

こないだいつもの仲間でダーツの練習をしていたところ、

仲間内の一人が「ノーセットアップで投げてみたら結構いい感じかも」と言っていました。

そのときは矢飛びをもっときれいにしようというテーマのもとやっていたんですけど、

そのときは特になにも感じなく、

特に実践しようとも思わなかったので、

いつも通り自分の練習をしていました。。

 

それから数日後、

過去のブログの編集を行っていた時に、

昔ストレートバレルについて書いた記事に貼った動画を何の気なしに見てみました。

ストレートバレルについて
PERFECTの中継を観ていたときに、 ストレートバレルが流行るかもしれないみたいなのを聞いたか、 コメントで流れているのを観ました。 PERFECTのトッププロは浅田選手を筆頭にハードダーツ にも果敢に挑戦されて...

このエイドリアン・ルイスというハードダーツの選手の投げ方を見て、

 

 

「ノーセットアップって意外とありなんじゃないか?」

 

 

と思い立ち、ノーセットアップでの練習をしてみる事にしました。

その理由として、

さっきの阿部選手ど動画を見てみてもそうなんですけど、

とにかく楽に投げれてるような感じがしたんです。

 

僕は今ダーツを投げるのにすごく体に力が入っているような感じがして、

それが原因でダーツが垂れてしまったりもしているので、

そういうのを直すためにも、

やってみようの精神で試してみることにしました。

ノーセットアップは意外と投げやすい

こないだもマンガ喫茶でダーツの練習をしたので、

そのときにノーセットアップでの練習をしました。

 

結論から言うと、

ノーセットアップは結構投げやすかったです。

 

その理由として、セットアップをすると、

今の僕は体が強張っている感じがします。

ところが、ノーセットアップでダーツを投げる場合、

体が強張る前にすぐに投げる体勢に入るので、

脱力した状態でテイクバックをすることができます。

 

自分がダーツを投げている動画を撮影して確認しましたが、

テイクバックをしているときよりは、

若干ですがちゃんとテイクバック出来てました。

トップを作る感覚をつかめた

今回このノーセットアップでの練習で一番大きな収穫だったのは、

トップを作るというのが少しできたということでした。

 

僕は以前、

ダーツでのトップの作り方に関して記事を書いたことがありました。

ダーツを投げる際に「トップ」を作る練習
お疲れさまです。 今週から日本に帰って来たので、家に設置してあるダーツボードで夜帰って来たあと練習をしています。最近全然ダーツを投げれていなかったので、新しいバレルに変更したというのもあり、楽しく練習しております。 ダーツにおける「...

当時はこの練習をしていましたが、

いつの間にかまた出来なくなっていました。

頭ではわかってるんですけど、

それを自分の体で実践するというのは本当に難しいです。

 

さっき上で書いたように、

今の僕はテイクバックが全くできていません。

 

これはつまり、体中が強張っているがゆえに 、

体がうまく制御できていないとも言えます。

 

恐らく、セットアップをした瞬間にダーツを投げるという思考になるため、

頭ではテイクバックをしたいのに、

体の筋肉はすぐにダーツを投げたがっているような状態です。

 

そのような状態では、

脱力するところと力を入れるところの切り替えが出来ていないため、

変なタイミングでダーツを投げ、

結果的に全然うまく狙ったところに入れることが出来ないという

現象に陥っているのだと解釈しました。

 

それが、このノーセットアップでダーツを投げると、

構えるということをしないため、

流れでテイクバックをします。

 

そうすると、

テイクバックをするまでは筋肉はフリーの状態で持っていけるため、

筋肉があまり強張らないということに気づきました。

 

そして、ダーツを引いたところで力を入れて投げる動作をとるため、

ダーツは垂れることなく的に飛ばすことが出来ました。

 

ただ、体的にはまだこの動作に慣れていないというのもあるため、

動作的にはノーセットアップなんですけど、

たまに強張ってしまうこともあります。

グリップがすぐ決められない場合はやめたほうがいい

ただ、その後に色々と練習をしていくうちに、

だんだんこのノーセットアップが難しくなってきました。

 

その理由として、

自分はだんだんグリップイップスのような症状も出てきました。

 

一投目のダーツを投げ終わって、

二投目を投げるためにダーツを持つわけですが、

すぐに自分のダーツを上手く持つことができません。

 

こういう状態になってしまうと、

ノーセットアップで投げようとした場合、

グリップがぐちゃぐちゃのままで投げてしまうため、

スローはもっとぐちゃぐちゃになります。

 

このようなことから、

結果的に自分はノーセットアップでの練習を

やめてしまいました。

 

今は、自分の体の故障に真摯に向き合って、

ダーツがまともに投げられるような体にすることにしました。

まとめ

ノーセットアップでダーツを投げる方法は、

考え方によっては体があまり力まずにダーツを投げることができます。

 

ただ、もしグリップを一発で決められない場合は、

ノーセットアップはやめたほうがいいかもしれません。

 

トッププロの動画を見てみても、

セットアップをしてからダーツを指でこねこねしている人がいます。

 

これは自分でダーツのグリップを修正しているため、

ノーセットアップだとおそらく上手く投げられないと思います。

 

自分がダーツを投げる際に何が一番向いているのか、

お試しの意味で一度やってみるのもありだと思います。

おわり

コメント

  1. ひぃくん より:

    はじめまして

    私もテイクバックがいつの間にか浅くなり、引きたいけど引ききる前に投げてしまって困ってました

    本日たまたまノーセットアップでテイクバックが引けることに気づき、理由を探していたらたどり着きました

    なるほどなと思い私も本格的にフォーム改造してみようと思った次第です

    私の日記のようなしょうもないブログでもテイクバックできたことを記事にしてるのでよろしければ見て行ってもらえれば嬉しいです

    以上、失礼いたしました

    https://ameblo.jp/blavani25/entry-12424635089.html

    • hayabusa1006 より:

      コメントいただきありがとうございます。
      こんなブログを読んでいただいてありがとうございます。テイクバックって簡単なことだったのに、いつしかむずかしくなってしまいましたね。。。
      私もひぃくんさんのブログにお邪魔させていただきます。今後ともよろしくおねがいします。

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